本日のおすすめの一品は…『近海産タコのかき揚げ』です！

 

 

　日本近海で水揚げされた、鮮度抜群のタコ（真蛸）のご紹介です。蛸壺漁の土器が弥生時代中期の遺跡から出土したりと、日本人のタコ好きは二千年以上前から続きます。現在、世界最大のタコ消費国である日本は、年間消費量が世界全体の約60%にも登ります。

 

　そのため、様々な調理法で美味しく食されるタコですが、本日は、かき揚げにてご提供させて頂きます。輸入ダコが主流の昨今…近海産タコならではの美味を、創業時より親しんで頂いている当店の天ぷら料理にて、自慢の自家製天つゆと共に、ぜひともご賞味ください。

 

　芳ばしい香りが食欲をそそるかき揚げを、カツオ香る天つゆにサッと浸し口に運べば、熱々、サクサクの衣の奥から、コリコリと確かな歯応えのタコが顔を覗かせます。それは噛み進めれば柔らかな身となって、その溢れる甘味と旨味がどこまでも広がります。一緒に揚げた玉ねぎは、シャキッとした食感と優しい甘みで、まろやかさを与え、三つ葉は、その清涼感で、爽やかさを与えます。その全てが、一ネタの天ぷらとは異なり、かき揚げならではの味わいとなって、タコの美味を高らかに伝えて止みません。

 

　今宵は、日本人に愛され続けるタコ…中でも、近海産ならではの美味を、当店十八番の天ぷら料理にて、心ゆくまでご堪能ください。

 

 

　本日もお客様の『美味い』を聞きたくて、『笑顔』を見たくて、はりきって暖簾を掲げています。ご来店心よりお待ちしております。