2022-12-09 22:30:00

『終わりと始まり』

 電車が走り出す音、電車が停まる音…それぞれが、或いは双方が交差しながら、夜明けと共に静かに届く。その音で、朝の訪れを、そして一日の始まりを知る日々が、少し続いている。

 

 昨日も今日も、そんな朝に…“今宵も…閉店に寄せて”なんて、的はずれな事を言って、ダラダラと長い言葉を連ねてしまっているわけだけれど…

 

 まぁ、その以前から、閉店時間を大きく離れ、とっくに電車の走らない深夜に更新を続けているので、さほど変わりはしないのだけれど、昨日、今日はさすがに…

 

 簡単に言ってしまえば、僕個人として、ここ数日はひどくせわしない。予定通り忙しく、予定外のことで、さらに忙しさを深め、バタバタとしている。そしてその割には、昨日お伝えした通り、無駄に一駅余計に歩いたりして…事態を混迷化させている(笑)

 

 ただ、そんな日々の中でも、前にも確かTwitterで、同義の言葉を呟かせて頂いたのだけれど、一日の終わりを一つの文章で終わらせて貰うことは、僕にとっては、なかなか悪いものではない。もちろん、現状は“一日の終わり”を“一日の始まり”に記させて頂いているわけだけれど…ご迷惑でなければ、暫く…お付き合いのほど、お願い致します。

 

 電車が走り出す音、電車が泊まる音…出発点と到着点…。駅は始まりであり、終わりでもある。同様に、僕にとっての朝は今、始まりであり、終わりでもある。

 

 僕に朝を知らせる電車の走る線路が、やがて一つの線となり、どこまでも続くように、この一日の連なりが日々を織りなし、続いていく。

 

 せわしない中でも、それが曖昧であやふやにならないように、しっかりと心に留めておきたい。この拙い筆で、終わりと始まりを記しながら。