2022-11-28 22:30:00
『キラキラ』
ふと気付けば、今月も残すところあと2日となった。火曜日、水曜日が定休日の当店にとっては、本日が今月最後の営業となり、次に暖簾を掲げる時には12月を迎えている。
12月を迎える…だからといって、何かが大きく変わるわけではない。よっぽどのことが無ければ、おそらくこの世界はこの世界だし、当店は当店だし、あいも変わらず、僕は僕だ。
平和ボケしていると言われたらそれまでだけれど、今のところ、それに越したことはない。
ただ…僕だけだろうか?それでも何故か、12月は特別なような気がする。
何があるかと言えば…
今年に限っては、サッカーW杯のノックアウトステージが行われる。僕は一泊旅行に出掛ける。例年通りに言えば、忙しさに追われながら、イエス・キリストの誕生日があって、紅組と白組が歌を競い合って、108回に向かって鐘が撞かれ始める…。なんのことはない。
やっぱり、この世界はこの世界だし、当店は当店だし、僕は僕だ。
ただ…よっぽどのことが無ければ…
12月はキラキラしている。
クリスマスに、イルミネーションに委ねるところはあるにせよ、コンビニも、車の流れも、乱雑する看板広告さへも、街を構成するありとあらゆるものが…何だか、キラキラしている。忙しいながらも、どこかそれに心弾みながら、一年最後の日を、その次の新しい一日を、心待ちにしている。
12月はやはり特別だ。キラキラしている…
そして今のところ、それに越したことはない。