2022-05-04 17:14:00

Vol.5『琥珀色の香り』

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「Twitter?」と彼は首を傾げた

 

先週末、旧友の誕生日だった

地元の中華料理屋に一席設けた

 

「ただ…残したいんだ」と僕は言った

 

彼は「…なるほどな」と言って、紹興酒を一口飲んだ「また、丑の日にでも伺うよ」

 

その琥珀色を、僕も飲んだ

 

仄かに甘い香りが鼻を抜け…

やがて消えた