千社額…
四十数年
店を見守り続けてくれている
彫られた欅の中には…
今では
閉じた店の名も
亡くなられた方の名もある…
いつだろう
偶然に見掛けた
閉店後に一人
千社額を見つめる
大将の姿を…
その瞳に思った
何かをやり続けることとは
何かを背負い続けることと
同義である